どんなゲーム?
ファンタジー世界の寂れた酒場を再建する、一人称視点の経営シミュレーションゲームです。プレイヤーは店主となって、掃除、接客、調理、設備投資のすべてをワンオペでこなしていきます(後半は妖精さんで一部自動化できるようになります)。

スタート直後。小さな平屋からワンオペ経営がスタートします。

約28時間プレイ後(ゲーム内時間70日)。ひたすら働き続けた結果、ここまで立派な酒場に成長しました!
没入感(ストーリー・グラフィック・BGM・キャラクター)
ストーリーは……特にありません!いきなり酒場に放り込まれて「はい経営してね」というスタイル。グラフィックとBGMはどちらも特別印象に残ったわけではないですが、シミュレーションゲームを楽しむには十分なクオリティです。ただ、経営を進めると酒場に登場するミュージシャンの演奏する楽曲は、いくつかバリエーションもあって、雰囲気もよくてよかったです。
お客さんのバリエーションは進めるごとに増えていくのですが、ちょっと話ができる程度で、交流らしい交流はなし。見た目もいかにも洋ゲー感あふれる感じ。

妖精さんもどんどん増えていくものの、見た目は光の玉なので、便利でありがたい存在ではあるけれど、キャラとしての個性はあんまりなし。その点、工事現場で働いてくれる小さいゴブリンたちはかわいかったです。動きがコミカルで、ずっと見ていられる感じ。

良くも悪くも、とにかくずっと忙しいゲームなので、自然とゲームに集中することになります。作業ゲーが好きな方なら、相当没入できるゲームだと思います。
システム(操作性・ロード)
ダッシュなど多用する便利な操作があるのですが、特に説明がなかったので、開始後にひととおりコントローラーの各操作をチェックしておくことをおすすめします。
あと、序盤の水の汲み上げ方が分かりづらかったり、自動で汲み上げられるようになったあとは逆に止め方が分かりづらかったり……と、ちょっと不親切な部分もあります。
なにより、一部の文字が文字化けで伏字状態になっていて、日本語をまともに読めないことがザラにあるのがストレスでした。「□□□人と音楽家」みたいな感じで、肝心な部分が読めない!と悩む場面も多々……(笑)。シミュレーションゲームなので、やるべきことを理解してしまえばストーリーがあるわけでもないので、最終的に言葉が読めなくてもなんとかなるのが救いです。
やり込み要素(図鑑など収集要素・PSトロフィー)
ひたすら忙しいゲームではあるんですが、経営自体はそんなに戦略性があるわけではないので、レベル上げと開放要素はゲームを進めていけば問題なく獲得できます。
トロフィーは普通にゲームクリアするまでで34/42を取得。プラチナトロフィーまでやり込むほどはハマれなかったかなあ、というのが正直なところです。
コスパ(購入金額÷100とプレイ時間の比較)
セール時に約2000円で購入。クリア後も多少遊んで、総プレイ時間は28時間。20時間を超えているので、十分元は取れた感覚です!
総評:コモルおすすめ度70点
良くも悪くも、とても忙しいゲームです。次から次へと現れるお客さんへ、馬の世話、ホテルの片付け、氷の準備などなど、わりと必死にタスクをこなしていくので、常に先読みし、いかに時短して行動するか、を組み立てる楽しさはあるのですが、気づいたら時間が溶けていて、しかも疲れます(笑)。料理など、妖精さんにおまかせできる部分はあるのですが、クオリティは下がってしまうので、「おいしそうな料理を提供したい!」と考えてしまうタイプの人は、さらに忙しくなります(笑)。
一応、営業を止めることはできるので、店内装飾を凝りたいと考える人は時間をしっかり取ることが可能です。……ただ、個人的には装飾を頑張りたい!という意欲はあんまり湧かなかったかなあ。装飾品のバリエーションはいろいろあるんですが、そもそも家具の種類が少ないのが惜しいところ。
その他、文字化けで日本語が読みづらいのも明確なマイナス点です。
とはいえ、「次にやるべきこと」に迷うことはほぼなかったので、ファンタジーな酒場を成長させる過程を楽しみたい!という方にはおすすめできるゲームです。比較的安価ですし、約28時間しっかり遊べたので、コスパも悪くありません。気になる方はセールを狙ってみてくださいね!


